ソード･フィッシュ　’０１米　９９分公開中

かつて世界一のハッカーだったスタンリーは、現在は仮釈放の身で隠者のような生活をしていた。そこへ謎の女性が現れ、彼女の「話を聞くだけで１０万ドル」というおいしい話に乗ってしまう。 待っていたのはガブリエルというカリスマ的な雰囲気を湛えた男だった。 ジョン・トラボルタ、ヒュージャックマン、ハル・ベリー出演。

マトリックスを超えたかどうかは別として、ＳＦＸでなく実際のバスを本当に宙吊りにした迫力はスゴイ。 ことあるごとに出てくるキーワード「ミスディレクション」。 「人は目と耳から入る情報に簡単に騙されてしまう。」というガブリエルの言葉が象徴的。 ストーリーはタイムリーというべきか、「狂信的愛国者」のガブリエルの「目には銃弾を」「歯には核兵器を」的なテロに対する思考には空恐ろしいものがある。 中盤で裏が読めちゃったんだが、いやはや「悪のハッピーエンド」でした。

ハリーポッターと賢者の石　’０１米　１５２分公開中

伝説の魔法使いを両親に持つ孤児のハリー。１１歳の誕生日が近づいたある日からハリーのもとに一通の手紙が届く。 それは魔法魔術学校の入学許可証だった。 立派な魔法使いになるべく、勉強と修行に励む日々だったが、ある日学校内で危険な陰謀が進行していることに気付く。 ダニエル・ラドクリフ、アラン･リックマン､リチャード・ハリス出演。

言わずもがな、超ベストセラーの映画化。あいにく私は原作本は読んでません。なので余計な先入観なしに堪能しました。 ハリウッド映画ながら、スタッフ全て英国人な為かちょっと毛色の変わったハリウッド映画でした。 ショタな私は、ちょっと陰のあるダニエル･ラドクリフにメロメロになりました（爆） しっかりした子役達の演技を、英国の名優たちがしっかりと引き締めてます。来年続編の映画化も決定。

１５ミニッツ　’０１米　１２１分

ＴＶの賞金つきスクープ映像番組に目をつけた２人の凶悪犯。 彼らのターゲットになったのは、雑誌の表紙を飾る有名なＮＹＰＤの刑事だった。 ロバート・デ・ニーロ、エドワード・バーンズ出演。

気分が悪くなりました。 いえ特に残酷なシーンがあったわけではないけど、メディア（マスコミ）のあり方や、他人の不幸で糊口を凌いでなお「何も感じない」その神経に。人間性てあんな風にマヒするのかな、と。