ギャラクシー・クエスト

大人気だったＴＶシリーズ「ギャラクシー・クエスト」。それを観ていた宇宙人がただの俳優を本物のヒーローと勘違いして、自分たちの星間抗争の仲介役を頼んできた。

役者達の衣装でこれはもう「スタートレック」のパロとすぐわかる。完璧Ｂ級なのだが、なんかすごく豪華。 特殊効果がＩ．Ｌ．Ｍ。しかもセクシーな少佐にあのシガニー・ウィーバー。トレッキーファンは爆笑もんの艦長。（そっくりなの、動きが） 勘違いエイリアンが「コーンへッズ」の面々に（動きが）クリソツ！ でもつまんなくて途中で寝ちゃった、えへ。

回路　’００　１１８分

パソコンを通じて広がっていく「あかずの間」。赤いテープで塞がれたそこは「この世」と「あの世」の境を無くす空間が広がる。やがて一人、また一人と人々が「あちら側」へと消えていく。 黒沢清監督、加藤晴彦、有坂瞳、武田真治、役所広司など。

う〜〜ん。気持ち悪い映像はあるものの、武田クンのくだりで説明がなされているのみでわかりにくい。 主役の加藤晴彦は別にパソコンオタクでもなくて、（どちらかと言うとＰＣオンチ）絶えず受動的でおたおたするだけ。 ・・・「そして誰もいなくなった」というクリスティのミステリーを思い出しちゃった。（全然違うけど）

ザ・ウォッチャー　’００　米　９７分

ＦＢＩ捜査官キャンベルは、かつて連続殺人犯のグリフィンに愛人を殺害された。その事件で病んだキャンベルは逃げるようにシカゴへ転任した。が、グリフィンはキャンベルをシカゴまで追い、彼に「殺人予告」を出すようになる。 ジェームズ･スペイダー、キアヌ・リーブス出演。

「史上最も美しい殺人鬼」と銘打たれていたキアヌだが、ウツクシクナイ（泣）ぽっちゃりしてるんだもの。しかも全然サイコっぽくない。もっと「キレた」演技が観たかった。 相手役のジェームズ・スペイダーのほうがよっぽどサイコキラーみたいだぞ。