エクスチェンジ・脳間電送　米　１１０分

他人同士の意識を交換する、「エクスチェンジ」。この技法の独占企業」「Ｘチェンジ社」の社長が何者かに暗殺された。 陰謀に巻き込まれ、テロリストにカラダを乗っ取られてしまった主人公。逃げる為にエクスチェンジしたクローン体は４０時間の寿命だった。 ・・・ああもう説明するのもタルいＢ級映画。

ボールドウィン３兄弟（アレックス・ウィリアム・スティブン）の一人、一番フェロモンの少ないスティーブン・ボールドウィン主演。「ブルーベルベット」や「ツインピークス」のカイル・マクラクランがすっかりオヤジになって出てます。この人、昔はキアヌ・リーブス的な役者だったのに・・・。 シュワちゃんの「６ｄ」か？と思うような「意識（人格？）」の交換。タイマー（寿命）つきのクローン人間が作れるほどの技術がありながら、まったくの他人とのＸチェンジも不可解。 疲れた頭には堪える１本でした。

ザ・セル　’００　米　１０９分

女性を殺し「漂白」する、連続殺人犯スターガーが逮捕された。彼は拉致した女性をすぐには殺さない。が、逮捕直前彼は発作を起こし昏睡状態に。監禁された女性の居場所は犯人しか知らない。ＦＢＩは患者の脳に潜入する最新治療を行う心理学者キャサリンを訪れ、スターガーの脳に潜入して欲しいと要請する。 ジェニファー・ロペス主演。

他人の脳（精神）に入るって所は「マルコビッチの穴」もしくは夢枕獏氏の「サイコダイバー」か。 とにかくこちらの頭ん中は壮絶。病んでる人なんだからしかたないが、極彩色の衣装は圧巻。さすがオスカー衣装。 でも分裂病の頭の中にしては、やや整然としすぎかも？人の心はもっと複雑怪奇で、おいそれと他人が踏み込んで「治療」なんぞはできないものじゃないかと思うのだけれど。

ブレアウィッチ２　’００　米　９０分

「Ｂ・Ｗ・Ｐ」の続編。 映画の大ヒットで観光地になった町に住む青年が探検ツアーを企画。４人の参加者とブレアの森で一夜を過ごすが。

前作よりも「わかりやすい」。 結局魔女らしい魔女は出てこないし、なんじゃらほい、というような展開は怖くも何ともない。 小技をあちこちに駆使してはいるものの、チープ。 ま、こんなもんでしょう。