ＰＡＲＴＹ７　’００タキコーポレーション　１０４分

チンピラヤクザ、その兄貴分、元彼女と婚約者、ノゾキ常習犯にキャプテンバナナ・・・。珍妙な連中が次々とホテルの一室に集結していく。 永瀬正敏､浅野忠信､原田芳雄、堀部圭亮など。

う〜〜ん。なんと申しましょうか、ドタバタコメディです。前半結構タルイですが「キャプテンバナナ」で頭のネジが飛びました（笑）。原田芳雄サマ、あんなコスプレ恥ずかしくなかったですかぁ？？浅野クンも黄色の全身タイツ・・・。 ラストは、チャンチャン♪と合いの手を入れたくなるようなオチでした。

千と千尋の神隠し　公開中

引っ越してきた土地で何気なく立ち寄った廃墟のアミューズメント。トンネルを抜け橋を渡った先はもののけや八百万の神の跋扈する異世界だった。豚にされてしまった両親を救い出すために、ユババと契約した千尋は名を奪われ「千」として働くことになった。

絵の丁寧さは相変わらす。でも、前回の作品「もののけ姫」があまりにも強烈で、さして目新しい感じはなかった。「描きたいもの」が暈けているせいか、観終わった後の感動などが薄かった。 双子の魔女の確執がなぜ起こったのかも、ハクがなぜ魔法使いになりたがったのかも（わからんでもないが）はっきりしない。不完全燃焼の感が拭えない。 観ているとわくわくするような高揚感が味わえていたはずの宮崎作品の数々だが、今回作品にはそういう「感じ」が伝わってこない。嫌々創ったのか宮崎駿！？