ハンニバル　’０１米　１３１分

「羊たちの沈黙」の１０年ぶりの続編。
レクター博士への復讐を狙うかつての“被害者”大富豪のメイスン。彼はレクターがＦＢＩ捜査官のクラリスに興味（愛情）を持っているとにらんで、クラリスを追い詰めていく。そうすればレクターが姿をあらわすと考えたのだ。
その頃、フィレンツェで優雅な生活を送っていたレクター（フィル博士）は、現地の警官にその正体を見破られてしまう。
アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマン出演。リドリー・スコット監督。

やはり監督は大事。長いストーリー（原作は上下巻）を途切れさせることなくまとめているあたりはスゴイ。
大体原作に近い創りだったけど、ラストは大違い！！
クラリスの揺るがない「信念」とレクター博士の「愛の深さ」に一種違った感動があった。（原作のラストも好きだけどね）
メイスン役のゲイリー・オールドマンは（配役は知ってたけど）、あまりの特殊メイクで誰だかわかんない（笑）
クラリスが２代目になってたのは正解だったかも。ジョディー･フォスターじゃ、歳くってちょいと肉が足りない感じ。
今回はサイコスリラーではありません。「異形の愛」の恋愛ドラマです。