穴の穴
最近行き着いたとあるサイト。
１８禁どころか普通の人は立ち入らないであろうサイトである。
精神衛生上、大変好ましくない画像のオンパレードなのだ。
興味半分恐いもの見たさでファイルを開いて見た。
・・・うん確かにキモチ悪いかも。
って〜か、かなりスゴイ。
そういった感想が淡々と脳裏を過ぎるものの、吐き気を覚えたり実際吐いたりということはまるでない。
同年代の同性の中で、私のような反応は多分少数派ではないかと思う。
そこではたと考える。
私はもしかして世間の言うところの「アブない」人間なのか？
少数派＝アブない人、という図式は成り立たないが、しかしそう思わせるに十分なインパクトがあったのだ。
以前、ダンナが言ったことを思い出した。
「TVや写真はいくらリアルでもにおいはせんからなぁ。」
なるほど。そうか。うんきっとそのせいだ。
私がさほど「感じ」ないのも。
世の中には本物と見間違うばかりのギミックなんて腐るほど溢れてるし、リアルとバーチャルの境もだんだん怪しくなっている。
実際、例のグランドゼロで起こった事件も私はリアルタイムで見ていたが、どこか他人事の感が拭えなかった。
かなりドライな自分を再確認し、ちょっと自己嫌悪に陥ってしまったので、このサイトにはもう立ち入らないだろう。
ホラー映画は一度見れば十分。進んでもう一度見たいとは思わない。
不特定多数が見るネットの世界なので、あえてサイト名は伏せておいたが、この文章を見てそのサイトが解ったあなた、
ハタシテアナタモキチクナノデスカ？？